JCBカードと楽天カードを徹底比較【2025年最新版】
クレジットカードを選ぶ際、JCBカードと楽天カードはいずれも人気の高い選択肢です。どちらのカードも独自の特徴やメリットを持っていますが、あなたのライフスタイルに合ったカードはどちらでしょうか?この記事では、JCBカードと楽天カードを多角的に比較し、目的別におすすめのカードを紹介します。
JCBカードと楽天カードの基本情報比較
項目 | JCBカード | 楽天カード |
---|---|---|
国際ブランド | JCB | Visa、Mastercard、JCB、American Express |
年会費(一般カード) | JCBカードW:初年度無料、2年目以降1,375円(税込) JCBカードW plus L:1,375円(税込) |
楽天カード:永年無料 |
基本還元率 | 1.0%(1,000円につき1ポイント=5円相当) | 1.0%(100円につき1ポイント=1円相当) |
ポイント名称 | Oki Dokiポイント | 楽天ポイント |
ポイント有効期限 | 最長2年(カード種類により異なる) | 通常1年(期間限定ポイントは有効期限あり) |
発行スピード | 最短1週間程度 | 最短3営業日 |
基本情報を比較すると、楽天カードは年会費が永年無料である点が大きなメリットです。一方、JCBカードは国内発のカードブランドとして、日本国内での加盟店数やサービス面での独自性があります。
ポイントシステム比較
JCBカードのポイントシステム
- 基本還元率:1.0%(1,000円につき1ポイント=5円相当)
- ポイントアップモール:Oki Dokiランドで最大20倍
- ポイント優待店:JCB ORIGINAL SERIESパートナー店で最大5%還元
- スターメンバーズ:年間利用額に応じてポイント還元率が最大2倍に
- ポイント交換先:JCBギフトカード、マイル、各種ポイント、商品など
楽天カードのポイントシステム
- 基本還元率:1.0%(100円につき1ポイント=1円相当)
- 楽天経済圏:楽天市場で常時+2%(計3%)、SPUで最大+14.5%
- 楽天ポイントカード:街の実店舗で楽天ポイントが貯まる
- 楽天モバイル連携:楽天モバイル利用で+1%(計2%)
- ポイント交換:楽天ポイントはそのまま1ポイント=1円で使える
ポイントの貯めやすさ
ポイント還元率だけを見ると、基本的には両カードとも1.0%で同等です。しかし、実質的なポイントの貯めやすさには差があります:
JCBカードでポイントを効率的に貯める方法:
- Oki Dokiランドを経由してのネットショッピング
- JCB ORIGINAL SERIESパートナー店での利用
- 年間利用額を増やしてスターメンバーズのランクアップ
- JCBギフトカードに交換して特定の店舗で使用
楽天カードでポイントを効率的に貯める方法:
- 楽天市場でのショッピング(3%〜最大17.5%)
- 楽天トラベル、楽天ブックスなど楽天経済圏の活用
- 楽天モバイルとの併用
- 楽天ペイでの支払い
ポイント比較の結論:楽天経済圏をよく利用する方は楽天カードの方がポイントを貯めやすく、多様な特約店や換金性を重視する方はJCBカードの方が有利です。
特典・サービス比較
特典・サービス | JCBカード | 楽天カード |
---|---|---|
ショッピング保険 | 年間最大100万円まで | 年間最大100万円まで |
海外旅行保険 | 最高2,000万円(W plus L) ゴールドカード以上はさらに充実 |
最高2,000万円(自動付帯なし) プレミアムカード以上は自動付帯 |
国内旅行保険 | 最高1,000万円(W plus L) | 最高1,000万円(自動付帯なし) |
空港ラウンジ | 一般カード:国内主要空港(年2回) ゴールド以上:回数制限あり |
プレミアムカード以上で利用可能 |
優待サービス | JCB ORIGINAL SERIESパートナー特典 JCBザ・クラス優待サービス |
楽天トラベル優待 楽天市場での特別キャンペーン |
電子マネー | QUICPay、Apple Pay対応 | 楽天Edy、楽天ペイ、Apple Pay対応 |
家族カード | 年会費:477円(税込)~ | 年会費:無料 |
ETCカード | 年会費:無料 | 年会費:無料 |
特徴的なサービス比較
JCBカード独自のサービス
- JCBプレミアムステイプラン:全国の高級ホテル・旅館を優待価格で利用可能
- JCB THE CLASS:招待制の最上位カードによる専用コンシェルジュ
- MyJCB:便利なスマホアプリでの家計管理
- JCB PLAZA:海外での日本語サポートサービス
- ハワイでのJCB特典:ハワイでのショッピング・レストラン割引
楽天カード独自のサービス
- SPU(スーパーポイントアッププログラム):楽天サービス利用でポイント倍率アップ
- 楽天ペイメント:楽天ペイによるスマホ決済
- 楽天インサイト:アンケート回答でポイント獲得
- 楽天ブックス:書籍購入でポイント3倍
- 楽天生命連携:保険料のポイント還元
サービス比較の結論:JCBカードは旅行関連のサービスが充実しており、国内外での旅行者に優れた特典があります。一方、楽天カードは楽天経済圏を活用する人に多大なメリットがあり、日常的な買い物でポイントを貯めるのに適しています。
各カードラインナップの比較
JCBカードのラインナップ
JCBカードW(一般カード)
- 年会費:初年度無料、2年目以降1,375円(税込)
- 特徴:スタンダードカードながら充実した保険
- おすすめポイント:広く一般的に使えるスタンダードカード
JCBカードW plus L
- 年会費:1,375円(税込)
- 特徴:充実した海外・国内旅行保険
- おすすめポイント:旅行好きな方に最適
JCBゴールドカード
- 年会費:11,000円(税込)
- 特徴:手厚い保険と空港ラウンジサービス
- おすすめポイント:旅行頻度が高く、ステータスも求める方
JCBプラチナカード
- 年会費:27,500円(税込)
- 特徴:コンシェルジュサービス、高額な保険
- おすすめポイント:高いステータスと特別なサービスを求める方
楽天カードのラインナップ
楽天カード(一般カード)
- 年会費:永年無料
- 特徴:楽天市場で常時3%還元
- おすすめポイント:初めてのクレジットカードにも最適
楽天プレミアムカード
- 年会費:11,000円(税込)
- 特徴:プライオリティ・パス、空港ラウンジ
- おすすめポイント:楽天経済圏を活用しつつ旅行特典も欲しい方
楽天ゴールドカード
- 年会費:2,200円(税込)
- 特徴:楽天市場で+1%(計4%)還元
- おすすめポイント:楽天市場での買い物が多い方
楽天ブラックカード
- 年会費:33,000円(税込)
- 特徴:コンシェルジュ、高級ラウンジ、プライオリティ・パス
- おすすめポイント:楽天サービスを頻繁に利用する富裕層
カードラインナップ比較の結論:一般カードでは楽天カードが年会費無料で優位ですが、旅行保険を重視する場合はJCBカードW plus Lの方が充実しています。上位カードはそれぞれの特徴を活かした選択が必要です。
申し込み条件と審査の比較
JCBカードの申し込み条件
- 18歳以上(高校生を除く)
- 安定した収入がある方
- 電話連絡可能な方
- 日本国内在住の方
審査のポイント:JCBは審査において信用情報や年収だけでなく、カード利用の安全性も重視しています。審査基準は一般的なクレジットカード会社と同様ですが、初めてのカード作成でも比較的審査に通りやすいと言われています。
楽天カードの申し込み条件
- 18歳以上(高校生を除く)
- 電話連絡可能な方
- 日本国内在住の方
- 楽天会員である方
審査のポイント:楽天カードは初めてのクレジットカードとしても審査に通りやすく、楽天サービスの利用実績がある方はさらに有利と言われています。オンラインでの申し込みが簡単で、最短3営業日での発行が可能です。
審査を通りやすくするポイント
- 申込書に記入ミスや空欄をなくす
- 勤務先や年収などの情報を正確に記入する
- 過去の支払い遅延などの信用情報に問題がないこと
- 同時期に複数のカード申し込みをしない
- 楽天カードの場合は楽天市場での利用実績があると有利
申し込み条件比較の結論:どちらも申し込み条件は類似していますが、楽天カードはオンライン完結型の申し込みが簡便で、審査も比較的通りやすいと言われています。初めてのクレジットカードとしては楽天カードが、2枚目以降のカードとしてはJCBカードが選ばれることが多いようです。
利用シーン別おすすめ
国内での日常的な買い物
楽天カード
おすすめ理由:楽天市場での高還元率と、楽天ポイントを使えるお店が多いため日常使いに便利。年会費無料で維持費がかからない点も大きなメリット。
JCBカード
特典:JCB ORIGINAL SERIESパートナー店での特典やポイントアップはあるものの、楽天経済圏ほどの日常的なポイント還元は限られる。
海外旅行
JCBカード(特にW plus L以上)
おすすめ理由:充実した海外旅行保険、JCB PLAZAでの現地サポート、特にハワイなどでの優待特典が豊富。海外旅行者にとって安心感がある。
楽天カード
特典:プレミアム以上のカードでは保険も充実するが、海外旅行保険は利用付帯のため、航空券などをそのカードで支払う必要がある。
オンラインショッピング
楽天カード
おすすめ理由:楽天市場での3%以上の高還元率、SPUによるポイントアップ、楽天ブックスなど関連サービスでの特典が豊富。
JCBカード
特典:Oki Dokiランド経由で還元率アップするが、利用可能店舗が楽天経済圏ほど広くない。
飲食・エンタメ
JCBカード
おすすめ理由:JCB特約店には飲食店が多く含まれ、レストランでの割引やポイントアップの機会が多い。エンタメ関連の特典も充実。
楽天カード
特典:楽天関連のエンタメサービスでの特典はあるが、実店舗での飲食特典はJCBほど充実していない。
高額な買い物・特別な体験
JCBカード(ゴールド以上)
おすすめ理由:高級ホテルやレストランの優待、コンシェルジュサービス、空港ラウンジ無料利用など、特別な体験を重視したサービスが充実している。
楽天カード(プレミアム以上)
特典:上位カードでも特典はあるが、プレミアム感や特別なサービスという点ではJCBの上位カードの方が優位。
最新キャンペーン情報(2025年3月現在)
JCBカード 新規入会キャンペーン
- 新規入会+利用で最大10,000円相当のポイントプレゼント
- 年会費実質無料キャンペーン(初年度無料+利用条件達成で次年度も無料)
- MyJCB登録で追加2,000ポイントプレゼント
※具体的なキャンペーン内容や条件は、公式サイトにてご確認ください。
楽天カード 新規入会キャンペーン
- 新規入会で5,000ポイントプレゼント
- 入会後のカード利用で追加2,000ポイント
- 楽天モバイル同時申し込みで追加ポイント
※具体的なキャンペーン内容や条件は、公式サイトにてご確認ください。
お得にカードを作るポイント
- 新規入会キャンペーン期間中に申し込む
- ポイントサイト経由で申し込むとさらにポイント獲得のチャンス
- 紹介プログラムを利用する(知人のカード所有者からの紹介)
- 入会後、キャンペーン条件を確実に達成する
総合評価とおすすめの人
JCBカードがおすすめの人
- 国内・海外旅行をよくする方
- 旅行保険や空港ラウンジの利用機会が多い方
- 飲食店やエンターテイメント施設での優待を活用したい方
- JCBブランドの付加価値やステータスを重視する方
- 日本国内の幅広い店舗での特典を活用したい方
- ポイントの使い道の多様性を求める方
楽天カードがおすすめの人
- 楽天市場でよく買い物をする方
- 楽天経済圏(楽天トラベル、楽天ブックスなど)をよく利用する方
- 年会費無料で維持費をかけたくない方
- シンプルで使いやすいポイントシステムを求める方
- ポイント還元率の高さを重視する方
- 初めてクレジットカードを作る方
両方のカードを持つメリット
JCBカードと楽天カードはそれぞれ異なる強みがあるため、両方を使い分けることで最大限のメリットを得ることができます。例えば:
- 楽天カードは楽天経済圏での買い物に
- JCBカードは旅行や飲食など特約店での利用に
- それぞれのキャンペーンを活用してポイントを二重取り
- JCBカードの旅行保険と楽天カードのポイント還元の良いとこ取り
最終的な選び方
クレジットカード選びで最も重要なのは、自分のライフスタイルや利用頻度に合ったカードを選ぶことです。この記事で紹介した比較ポイントを参考に、あなたに最適なカードを見つけてください。
また、キャンペーン内容は定期的に変わりますので、申し込む前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。JCBカードも楽天カードも、それぞれの特徴を活かした素晴らしいクレジットカードです。あなたの生活をより豊かにするカード選びの参考になれば幸いです。
コメントを残す